10月25日放送分

10月25日に放送されたOCN医療ホットライン『こころのかぜ・うつ病』についてをレポートします。

今回はハートセラピークリニック院長:真泉文江先生、天久台病院:安部康之先生の出演でお送りいたしました。

うつ病は、気分障害とも言われ、最近、増加してきた現代病です。原因としては、心理的な理由、身体的な理由また、社会的理由がありますが、生真面目、几帳面で仕事熱心、いつも他人に気を使うタイプの人がなりやすい傾向にあります。

症状としては気分が落ち込み、気力がなく、おっくうで何事にも興味を示さなくなります。思考力も落ち、集中力、判断力も低下してきます。身体的にも不眠症が前面に出て食欲低下、けん怠感、頭重感、肩こりの症状が続きます。

悲観的、自責的な考え方になり易く、自殺を考えたり、話したりすることがありますが、時間をかけて適正な治療を受けることで必ず治る病気でもあります。囲や家族の方は本人の行動を受け入れ、励まさないことも一つのポイントです。重要な決定はしないように先延ばしにし、「絶対に死なない」約束をすることも大切なことで、暖かく見守ってあげることも必要です。

(担当理事 喜久村 徳清)
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