9月27日放送分

9月27日に放送されたOCN医療ホットライン『リハビリテーションについて』をレポートします。

今回は嶺井第一病院リハビリテーション部長:黒木洋美先生、琉球大学附属病院リハビリテーション部:山口健先生の出演でお送りいたしました。

リハビリテーションとは障害をきたした身体の残存能力を引き出し、これまでの生活を取り戻す復権の医療です。四肢機能訓練、発語(声)、嚥下、排尿訓練等があり、スタッフもPT、OT、ST、医療相談員、リハビリ医がチームで関与していきます。

リハビリの目的、目標は個人毎に異なります。在宅での通常生活を送れることを目標にしますが、患者さんの機能レベルも様々で、生活環境も異なり、答は一つではありません。スタッフ、患者さん、家族で相談し、意思統一、目標を設定することで、やる気を引き出します。

四肢マヒ後のリハビリで自律(立)歩行、車の乗り降りができるまでに回復すると、特殊な車を使用して自動車の運転をすることができます。 ビデオでは実際に30才代で脳出血で倒れた患者さんが、運転補助器具をつけ安全に一般道路で運転できることを紹介しました。

(担当理事 喜久村 徳清)
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