6月28日放送分

6月28日に放送されたOCN医療ホットライン『小児の外科的疾患』についてレポートします。

今回は沖縄県立那覇病院:仲間 司先生、同病院:長田信洋先生の出演でお送りいたしました。

小児特有の外科的処置の必要な疾患についてお送りしております。まず大腸、S字状結腸医科の粘膜下神経叢(そう)の先天性欠落によってイレウスを起こすヒルシュスプルング病について手術映像と共に紹介しておりました。また鼠径ヘルニア、臍ヘルニアについてもお送りしておりました。

先天性心疾患は10種類以上あり、高難度の手術症例もありますが、よく見られる「フォロー四微症、ASD(心房中隔欠損症)、VSD(心室中隔欠損症)、肺動脈狭窄症」等を説明しております。先天性心疾患を疑う一般的な症状、出生児に急いで行う手術侵襲の少ない次善の姑息的、保存的手術、体重増加を待って行う根治手術の解説もしておりました。

漏斗胸の手術として金属を埋め込み矯正する方法(RUSS法)を3年前より取り入れて良好な成績を得ており、その手術映像もお送りしております。

(担当理事 喜久村 徳清)
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