5月24日に放送されたOCN医療ホットライン『小児生活習慣病』についてレポートします。
今回は西町クリニック院長:真栄田篤彦先生、那覇市医師会生活習慣病検診センター副所長:崎原永辰先生の出演でお送りいたしました。
小児の生活習慣病のうち明らかに視診でわかるのは肥満です。沖縄県では生活が豊かになるにつれ肥満が増えています。その生活習慣病のベースには高血圧、高脂血症、糖尿病と同様に高インスリン血症があります。
これらの病的状態が検診時に見つかっても放っておくと、将来、脳卒中や心疾患発生のリスファクターとなります。
検診を行った後の対応、事後処置は大切です。個別に食事、生活習慣の指導を行いますが、それでも投薬等の治療が必要なケースもあります。本人が充分な治療を受けられるよう家族の理解が必要で、また、地域全体のサポートも求められます。
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