3月22日放送分

3月22日に放送されたOCN医療ホットライン『パーキンソン病』についてレポートします。

今回は豊見城中央病院(神経内科):国吉昌和先生、国立療養所沖縄病院(神経内科):末原雅人先生の出演でお送りいたしました。

パーキンソン病は中脳黒質神経細胞の変性等により、ドパミンの生成が減少した病態です。手のふるえ、振戦、無動、小歩症、歩行困難等、運動機能障害をきたします。

治療は、薬物療法。運動療法等があります。薬剤は多剤を複数投与するのが基本で、病状にあわせて投与量も増減します。正しく病気に対応するために、早めのこれらの知識を得ておくことがいいでしょう。

高齢化時代にともなって患者数は増加していますが、ボケとは関係なく、併発症を防げばQOLはあがります。テーラーメード医療が進歩している分野です。また、中脳黒室への細胞移植等再生医療の研究も進んでいます。

(担当理事 喜久村 徳清)
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