10月12日放送分

今回は「予防接種と母子手帳」をレポートいたします。

今回は真栄田篤彦副会長のはら小児科院長で「“はしか”0プロジェクト委員会」委員長の野原薫先生沖縄県福祉保健部健康増進課の崎山八郎先生をお迎えしてお送り致しました。

母子手帳に書かれている予防接種の種類、接種時期、目的などをわかりやすく解説していただきました。特に“はしか”(麻疹)の予防接種に関しては、多くの時間を割いてその必要性を解説していただきました。全国に比較して沖縄県のはしかは発生、死亡件数とも断然に多く、しかもこの原因が低い予防接種の摂取率にあるということがよく分かりました。

“はしか”は命を奪いかねない危険な流行性疾患であり、しかも、ワクチンの有効性が高く、行政・医療・家庭の協力によって幼い命を救える疾患であります。『1歳になったら誕生ケーキと“はしか”ワクチンのプレゼントを!』のキャッチフレーズは今後も大きくアピールして行きたいものです。

番組では沖縄県医師会座談会『麻疹の予防接種について〜臨床現場・行政・受け手側からの提言〜』や『はしか予防接種勉強会』の様子もビデオで紹介されました。

(曙クリニック  玉井 修)
はしかの現状
右から崎山、野原、真栄田先生
真栄田先生の母子手帳の解説
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