肺がん

平成19年9月放送分

 今回は沖縄県において男女計の癌死亡者数トップの肺がんに関してお送りしました。
 今回のご出演は沖縄赤十字病院外科の宮城淳先生と、那覇市立病院外科の上原忠司先生です。沖縄県において肺がんは全国と比較して多く、特に女性において肺がんによる死亡者数が多いことは特徴的なところです。
 肺がんは喫煙との関連が深く、喫煙本数×喫煙年数によって計算されるブリンクマン指数が400を越える方はリスクが高いと言われていますので要注意です。リスクの高い方は、何ら自覚症状が無くとも通常の胸部レントゲンだけではなく、CT検査などを積極的に受けて早期発見につなげたいものです。
 番組では精密検査に使われる気管支鏡検査の様子や、生検検査や早期癌の根治手術に使用される胸腔鏡下手術の様子も取材してきました。早期発見、早期治療の大切さとともに、どの様な年齢においても禁煙をする事は重要であるとお話頂きました。
 今回のワンポイントアドバイスは県立南部医療センター・こども医療センターの神山佳之先生にご出演頂き、重症度別の熱中症の症状と、その対処法に関して詳しくお話頂きました。

  写真(1):中央が宮城先生、右手前が上原先生
写真(2):沖縄赤十字病院外科の宮城淳先生
写真(3):那覇市立病院外科の上原忠司先生
写真(4):県立南部医療センター・こども医療センターの神山佳之先生に熱中症に関して解説して頂きました。
(担当理事 玉井 修)
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