骨粗鬆症について

平成19年3月放送分

今回は50歳以上の女性の約3割、全国の女性800万人が罹患していると言われる骨粗鬆症ついてお送りしました。
ご出演は島袋整形外科院長の島袋博之先生と浦崎整形外科クリニック院長の浦崎貴志先生です。
今では人間ドックなどで盛んに行われる様になった骨密度測定ですが、一般的なDXA法によって平均的な骨密度であっても、YAM(young adult mean)で70%以下ならば骨粗鬆症と診断されます。
年齢相応と油断していると、実際は骨粗鬆症の仲間入りをしているかも知れません。
骨密度は成人の最も骨密度が高いと言われる数値との比較値で評価されるのですね。
また比較的骨密度が高くても、飲酒や喫煙、脆弱性骨折の家族歴のある方は要注意です。
骨粗鬆症の治療にはその背景に応じた様々な治療法があります。また骨粗鬆症を予防するために有効な食事療法、運動療法についてもお送りします。
最近パワーリハビリという言葉を良く耳にします。ご高齢の方に日頃動かさない筋肉を動かして頂き、骨を強くし、筋力を高めて転倒を予防する効果があると言われています。
今回は浦崎整形外科クリニックでのパワーリハビリの様子も取材してきました。
リハビリを受けている方が見せるイキイキとした表情が印象的です。
今回のワンポイントアドバイスはクリニックおもろまちの安部康之先生に飲酒運転とアルコール依存症についてお話頂きました。
飲酒運転を行う人の中には、アルコール依存症の方が居るようです。バスやタクシー等の職業運転手の検挙もありましたね。出来心ではなく既に依存症では?という視点も必要ですね。

 

写真(1):中央が島袋先生、向かって右が浦崎先生
写真(2):島袋博之先生
写真(3):浦崎貴志先生
写真(4):ワンポイントアドバイスは安部康之先生です。

(担当理事 玉井 修)
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