足の静脈瘤とリンパ浮腫について

平成18年8月5日放送分

今回は記念すべき医療ホットラインの100回目の放送になります。まずは番組の冒頭に友寄英毅会長より視聴者の皆さんへのご挨拶がありました。6年目でついに100回目になります。これも視聴者の皆様のご支持と那覇市医師会会員の皆様のご協力の賜であります。心より感謝申し上げます。
さて、今回のテーマですが、夏になり肌の露出が多くなるこの時期、足のむくみや静脈瘤が気になってスカートがはけないという女性が意外と多いといことでリクエストの多かった静脈瘤とリンパ浮腫を取り上げました。ご出演は豊見城中央病院医長の佐久田斉先生と那覇市立病院医師の松原忍先生です。下肢静脈瘤は様々な重症度があり、日常生活において気をつけたい予防法をお話頂きました。ふくらはぎを意識しながら歩くことも重要で、足の重みやむくみ、こむら返りなどのうっ血症状は軽いウォーキングで軽快することもあるようです。また、実際に渡辺アナウンサーが現場取材で弾性ストッキングの上手な着用法もご指導頂きました。リンパ浮腫に関しては、まずその原因をしっかりと見極めることが重要であること。癌のある場合、リンパドレナージは危険な事もあるそうです。エステでよく行われるリンパマッサージと医療用のリンパドレナージは違った方法であることもご指摘頂きました。

今回のワンポイントアドバイスは、検査した組織を実際に顕微鏡で観察して病気の診断を行っている病理医のお仕事に関して県立南部医療センター・こども医療センターの仲里巌先生にお話頂きました。

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写真(1):友寄会長による100回記念のご挨拶
写真(2):手前が松原先生、中央が佐久田先生
写真(3):佐久田斉先生
写真(4):松原忍先生
写真(5):仲里巌先生には病理医の仕事についてお話頂きました

(担当理事 玉井 修)
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