逆流性食道炎について

平成18年7月1日放送分

今回は逆流性食道炎を取り上げました。ご出演は県立南部医療センター・こども医療センター消化器内科部長の岸本信三先生と、平田胃腸科内科の平田晴男先生です。実際に街の声を拾ってきましたが、ほとんど逆流性食道炎という病名は知られていません。しかし実際はありふれた病気です。近年脂肪食の増加による胃酸分泌の亢進、肥満によって体を締め付ける服装が増加し腹圧が上昇してしまったり、さらに骨粗鬆症などによって背骨が曲がり食道裂孔ヘルニアの発生しやすい状況になっていることから逆流性食道炎は日本人に増加してきております。

番組の中では更に、喫煙によって逆流性食道炎が増加すること、胸やけや胸痛のみではなく咽頭痛や耳痛、頑固な咳なども逆流性食道炎の関連症状である事も解説して頂いております。適切な検査、診断のもとに有効な薬物治療があることと、日常生活の中でのちょっとした工夫が逆流性食道炎の予防や治療に有効である事もお話して頂いております。

今回のワンポイントアドバイスは那覇看護専門学校で行われた宣誓式の模様をお送りしております。

 

写真左上:中央が岸本信三先生、向かって右が平田晴男先生
写真右上:食道の解剖と生理についてお話頂きました岸本信三先生
写真左下:平田先生には実際の内視鏡検査の様子も取材致しました
写真右下:那覇看護専門学校の宣誓式の様子

(担当理事 玉井 修)
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