エイズについて

平成17年12月3日放送分

 今回は先進国で唯一日本だけが感染拡大し、沖縄は人口比率で非常に濃密な感染地域でもあるHIV感染、AIDSに関してお送りしました。ご出演は県立那覇病院の嘉数光一郎先生と、中央保健所の上原真理子先生です。まずは冒頭11月23日に行われた健康ウォーキング大会の模様をごらん頂きました。

 さてAIDSですが、若年層のクラミジア感染の拡大とともに、HIV感染は非常に大きな問題です。AIDSはまず、自分には関係ないと思わないこと。正しい知識をもって、感染の拡大を防止すること。そして勇気をもって行動することが求められています。中央保健所ではHIV感染の即日検査も実施し、献血などでHIV感染を知ろうというのは間違った考え方である事を強く訴えて頂いております。感染しても陽性にならない時期が2ヶ月ほどあることも、検査を受けるタイミングを計る上で大事です。

  また、現在は進歩した薬物療法でAIDSイコール死ではない事を嘉数先生にお話頂きました。AIDSは社会全体の問題としてとらえることが重要ですね。
今回のワンポイントは、年間を通じて行ってきたはしか0プロジェクトの優秀園表彰を真栄田篤彦先生に総括して頂いております。
 

写真左上:第10回那覇市健康ウォーキング大会の様子
写真右上:向かって右が上原真理子先生、中央が嘉数光一郎先生。
写真左下:非常に穏やかにHIV感染、AIDSに関してお話頂きました。
写真右下:真栄田副会長にはしか0プロジェクト優秀園表彰に関して総括して頂きました。

(担当理事 玉井 修)
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