平成17年6月4日放送分

今回はパーキンソン病に関してお送りしました。冒頭、街角インタビューではほとんど一般には理解されていない事が浮き彫りになりました。ご出演は中部病院神経内科医長の金城正高先生、琉球大学医学部附属病院地域医療部医師の稲福徹也先生です。

パーキンソン病を疑う初期の症状として、1じっとしているとき片手が震える、2体の動きが悪くなった、3活気が無く老け込んだ、4体の痛みが多くなった、5頑固な便秘が続いている、等の症状をあげ、かかりつけ医による早期の適切な対応が必要であることを提言して頂きました。

4大症状として片側の振戦、筋固縮、無動、姿勢反射障害を詳しくお話いただき、1000人に1人と頻度も少なくない事を強調して頂きました。またパーキンソン病友の会(患者会:沖縄県支部 お問い合わせ先 コザクリニック 098-938-1038)の取材をさせて頂き、その中で、適切な治療を受けながら病気とともに歩むこと、決して引きこもらず明るく前向きに生きる大切さをお話いただきました。

今回のワンポイントアドバイスは沖縄の子供達が危ない!と題して、沖縄の夜型社会がこども達に及ぼす悪影響に関して、精神科医の立場から天久台病院医局長の安部康之先生に語って頂きました。
 

写真1:向かって右手前が稲福先生、中央が金城先生
写真2:県立中部病院神経内科医長の金城正高先生
写真3:琉球大学医学部附属病院地域医療部医師の稲福徹也先生
写真4:パーキンソン病友の会(患者会)の様子
写真5:小鳥の鳴く、天久台病院の中庭で熱く語る安部先生

(担当理事 玉井 修)
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