平成17年1月1日放送分

今回は病的な物忘れ、痴呆(認知症)についてお送りしました。出演は城間クリニック院長の城間清剛先生と天久台病院医局長の安部康之先生です。まず一般に言われる物忘れと病的な物忘れの違いについて説明し、それが進行性であること。日常生活上支障が生じる事を城間、安部先生から実際の例を提示して頂きながら詳しく説明して頂きました。今回は特に痴呆(認知症)を取り巻く家族、社会の対応についても踏み込んだ内容になっています。家族会シンポジュウムの様子や、重度痴呆デイケアの様子なども紹介しました。痴呆(認知症)の家族を在宅介護している宮平さんの「絶対に一人で悩まないで欲しい、色々な人に相談して欲しい」という言葉に説得力を感じます。また、最後に城間先生のおっしゃった言葉、「ぼけていても心は生きている」という言葉に痴呆(認知症)患者さんに対する人格を尊重した対応の大切さを再認識致しました。
今回のワンポイントアドバイスはうがいと手洗いで風邪予防と題して那覇市曙グッピー保育園のウインフィールド先生と園児たちに出演して頂きました。ムーチーを作りながら楽しくうがいと手洗いをしています。

ぼけの電話相談110番:TEL 0120-294-456
沖縄県支部「なごみの会」TEL 0980-52-2734(野底)
またはTEL 0980-53-7771(宮里病院の沼子)まで

  写真1:中央が城間清剛先生、向かって右が安部康之先生
写真2:天久台病院の重度痴呆デイケアの様子、ボールを使って心身の状態を把握します。
写真3:痴呆(認知症)家族会シンポジュウムの様子
写真4:城間清剛先生「ぼけていても心は生きている」と人格を尊重した対応を強調されました。
写真5:うがいと手洗いで風邪予防 グッピー保育園のムーチーづくりです。
(担当理事 玉井 修)
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